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2009年12月18日 (金)

地上のすばる

こんばんは 千夜人です。
けっこう積もりましたね、雪snow

おうし座にある、青い星々が寄り添う美しい星団すばる。
「星はすばる」と謳われたその名前を冠する望遠鏡が、日本から遠く離れたハワイにあります。
ハワイ島マウナケア山頂にあるすばる望遠鏡です。
自分も一度は見学に行ってみたい望遠鏡のひとつです。
外国だし、標高4200mだし、とちょっと遊びに行く感覚ではない立地条件です。
海辺から富士山よりも高いところへ一気に登れば、高山病間違い無しです。
(3000m級の山歩きならしたことありますけど)
しかも、目で覗くタイプの望遠鏡ではないので、星を見せてもらえることはまずありません
ヘルメットかぶって、巨大な建屋をぐるっと見てまわるくらい。工事現場かいdown
でもですね、最遠の宇宙の光をここで拾っているんだ~とか、
世界中の人の代表で自分たちのかわりにすばるが宇宙を見ているんだ~とか、
なんかそんなことを現場で感じたいんですよね。
好きなアーティストのライブで生の演奏を聴きたいっていうのと同じ感覚だと思うのですが、
あ、やっぱり違います?
いまは、国立天文台でもらったペーパークラフトで妄想しながら楽しんでいます。

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地上のすばるを参照しているブログ:

コメント

この間、すばる望遠鏡について国立天文台のアストロトピックスで
以下のようなメールが届いてました。downなんだかなぁ・・・。

》去る11月下旬、我が国の政府は、国のさまざまな事業に対して、いわゆる
》「事業仕分け」を実施したところです。その結果、すばる望遠鏡の運営費、ア
》ルマ計画 (国際協力事業:アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計建設計画) の
》関連経費および天文広域精測望遠鏡 (VERA) 事業が「縮減」対象となっていま
》す。
》この経費については、行政刷新会議の「事業仕分け」ワーキンググループで
》は、議論が無かったにもかかわらず、委員の採点結果で「縮減」が決定される
》という事態となりました。どの程度の「縮減」か、現状では不明ですが、「事
》業仕分け」での結論がそのまま採用されれば、3割もの縮減との見方も出てい
》ます。
》最終的な政府予算は12月20日前後に決まる予定です。「事業仕分け」の結論
》が反映され、すばる望遠鏡など国立天文台の大型プロジェクトの運営と推進に
》大きなマイナス影響が出てしまうのかどうか、私たちは、極めて憂慮していま
》す。

》私たちの研究活動は、国民の皆様のご支援が基本です。今回の予算縮減の方
》向性について、率直なご意見をお寄せください。皆様からのご意見は、ホーム
》ページを通じて受け付けております。皆様からのご支援のメッセージをお待ち
》しております。

国民の生活に密接に関わってくるものでもないので、目をつけられたのでしょう。
興味のない人、廃止するつもりでいる人にとっては、
いいカモということなのでしょうか。

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