焼き焦がすもの
こんばんは 千夜人です。
今日から2月です。先月は月関係のネタばかりだったような・・・。
関東では雪が降っているようですね。
こちらは先程まで雨模様だったのですが、いつのまにかやんで今は月が出ています。
けっこう月が明るいのですが、離れているせいかおおいぬ座シリウスがよく見えています。
おおいぬの口に輝くマイナス1等星。地球から見て、星座を形づくる星の中では1番の明るさです。
白くまばゆく輝く姿から、シリウス・・・焼き焦がすものという名前がつけられました。
澄んだ冬空の中で、火花を散らすかの如くきらめくさまは、天の一角を焦がすかのようです。
1等星が7つも集まる領域にあっても、ひときわ目をひきます。
また別のお話では、この星が太陽と一緒に輝くと夏になるから焼き焦がすものと名付けられたのだとか。
太陽だけでも暑いのに、シリウスが一緒に出ている季節は地上が焦げるほど暑い、ということでしょうか。
どちらの説にしても、昔の人の観察眼と想像力に感心してしまいます。
でも今の季節、シリウスに手をかざしても全っ然あったかくありませんから。
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