旅人の道しるべ
こんばんは 千夜人です。
起きたら真っ白で焦りました。さすがに彼岸までは油断できませんね。
太陽系の果てを旅する探査機ボイジャー1号。
ひとあし先に地球を飛び立った兄弟ボイジャー2号は、木星、土星の他に、
天王星や海王星を経由してから、1号と同様に太陽系の果てへと向かいました。
彼らより5年ほど早く地球を出発したパイオニア10号、11号も、それぞれ太陽系を飛び出していきました。
暗く冷たい宇宙の海を、どこへともなく進んでいきます。
彼らは姿勢制御のために、2つの星を使っているそうです。
ひとつは故郷の星、地球(というかほとんど同じ方角なので太陽?)。
もうひとつがりゅうこつ座αカノープスです。
カノープスの名前は、ギリシャ神話に登場する水先案内人からとられています。
技術的な理由なのか、偶然なのか、ユーモアなのか、
カノープスは神話の中だけでなく、宇宙の旅人の案内もしているのですね。
ここからでは見ることができそうにもないカノープスですが、
機会があったらぜひ見てみたいと思っています(プラネの星でなくて実物を)。
悩み事とか迷ったときとか、心の道しるべにもなってくれそうな気がします。
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