日本のトリックオアトリート?
こんばんはこんにちは 千夜人です。
やはり見えません、日曜日のおひさま。今朝は防災訓練でしたが、終わり間近に雨まで・・・。
昨日は旧暦の9月13日。十三夜のお月見でした。
夕方から夜にかけて、薄雲が通り過ぎたりしながらもきれいな月を楽しむことができました。
中秋の名月とは違ってまんまるお月さまではないのですけれど、
昇ってくる時間が早いので高度もあり、月の光も冴え冴えとして見えました。
さて昨夜は、地区のハロウィンのイベントも行われました。
日本人ならお月見でしょ、と言いたいところですけれど、地域交流にはなかなかいいものです。
ハロウィンで各家庭をまわる子供たちの台詞「トリックオアトリート」とは、
「お菓子をくれないと悪戯するよ」という意味があるのだそうです。
ハロウィンが死者のお祭りであることも考えると、「お供えしないと霊障起こすよ」にも聞こえるのですが・・・。
いやいや、日本のご先祖さまはそんなことしません。
お月見では、お団子や里芋(中秋の名月)、栗や大豆(十三夜)など、その時期に収穫されたものをお供えします。
そしてお供え物は、家人に見つからないようにこっそり頂いてしまってもよかったのだそうです。
お月さまがお供え物を召し上がってくれたと考え、かえって喜ばしいことだとされていたようです。
なんだかほのぼのとしていて日本らしいです。
あくまでも、昔の、文化的な話です。
けして盗みを奨励しているわけではありませんので、あしからず。
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