昔の名前で
こんばんは 千夜人です。
今日6月13日は、小惑星探査機はやぶさが地球に帰還し、大気圏に再突入した日です。
台風3号からの風で雲が吹き払われて、すっごい晴れています。
3年前はやぶさくんが帰ってきたオーストラリアの空にはかないませんけれど、
この時期にしては珍しく星が見えます。
星占いの星座のひとつ、てんびん座は、3等星が形づくる平仮名の「く」の字を裏返した星並びが目印です。
目印というには、街明かりの空ではあまりにも暗いのですけれど。
これら3つの星にはそれぞれ、北の爪、南の爪、さそりの爪という意味の名前がつけられています。
お隣のさそり座の爪が、このあたりにまで伸びていた名残なのだそうです。
てんびん座は太陽の通り道にある歴史の古い星座のひとつなのですけれど、
かつてはさそり座の一部だったそうです。
その後、てんびん座として分けられるのですけれど、目立つ星はなく、あまり大きくなく、
星の名前もさそり座を連想させるものになってしまいました。
「く」の字、空が暗いところではけっこう目に留まるんですけどね。
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