Astrantia★アストランティア

こんばんは　千夜人です。

お天気悪くなりそうなので前撮りしたのですけれど。薄雲で、見えていた黒点が写りませんでした。

曇ると寂しいし、晴れると寒いし・・・。

冬の夜空は、１等星が多くてとても賑やかです。

６つの１等星たちが夜空に描く大きな六角形は、冬のダイヤモンドと呼ばれています。

冬のダイヤモンドから東側に少し離れたところに、とても明るい星が輝いています。

今日、衝を迎えた木星です。

衝というのは、地球から見て地球の外側をまわる惑星が太陽と反対の位置にくることです。

太陽と反対の位置にあるので、日が沈むと昇ってきて、日が昇るころに沈み、つまり一晩中見ることができます。

マイナス２等級で、冬のダイヤモンドの一角をなすおおいぬ座のシリウスよりも明るく輝いています。

ひと粒でダイヤモンドにも勝るとも劣らぬ木星の輝きは、夜半の明星とも呼ばれます。

眺めてもきれいな木星ですが、望遠鏡で覗いても模様や衛星が見えたり、とても楽しい天体です。

しばらくは観測シーズンなので、ぜひ見てくださいね。