父つながりで
こんばんは 千夜人です。
乾燥注意報が発令されるくらい晴れ続きです。青空は気持ちいいですが、畑に水撒きに行かなくては。
来月6月の第3日曜日は父の日です。
この時期見頃になるうしかい座は、男性の姿ということや、星並びがネクタイの形にたとえられたり、
1等星アルクトゥールスがおとめ座のスピカと対比されることなどから、お父さんの星座として紹介されることがあります。
うしかい座のモデルは、ギリシャ神話に登場する狩人アルカスと見られることが多いようです。
しかしながら、その正体は謎が多く、モデル候補も何人かいるようです。
アルカスの次によく聞くのが、巨人族タイタンのひとりアトラスです。
大神ゼウスが父神クロノスと戦ったとき、アトラスはタイタン族の一員としてクロノス軍に参戦しました。
クロノス軍が敗れると、アトラスはゼウスから罰として天を担ぐ役目を負わされました。
ある日、アトラスのもとを勇者ペルセウスが通りかかりました。
ペルセウスは、視線が合ったものは石になってしまうという恐ろしい怪物メデューサを倒した帰りでした。
天を担ぎ続ける苦痛に耐えかねたアトラスは、ペルセウスに頼んでメデューサを見せてもらいました。
すると、アトラスの身体はみるみる石に変わり、巨大な山並みになったそうです。
いまでもその山々は、アトラス山脈と呼ばれているそうです。
おうし座の肩に位置する美しい星の集まり、日本ではすばると呼ばれる星団があります。
ギリシャ神話ではプレアデス7人姉妹の姿といわれていますが、アトラスは彼女たちの父親にあたります。
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