茶楽かぐや 弓張月
こんばんは 千夜人です。
台風１５号からの強い風が吹いていて、飛ばされそうです。でも涼しくて気持ちいいです。・・・今のところは。
先週８月２０日は旧暦の７月７日、伝統的七夕でした。
星を観るのに月明かりは邪魔になることが多いのですけれど、旧暦の７日といえば半分くらいのお月さま
。
星のお祭りなのに月があります。半分とはいえかなりの明るさのはず。
七夕のお話には、半月を小舟に見立て、２、３日かけて天の川を渡るというものがあります。
月があるからそのようなお話が成立したのかもしれませんが、半月にも七夕の重要な役割があるのです。
そういえば、と思い出したのが茶楽かぐやさんのお茶「雁ヶ音 弓張月」です
。
雁ヶ音というのは日本茶の種類で、玉露の茎の部分を使ったお茶で、
玉露の甘みと葉っぱとは違う茎独特の爽やかな風味があるといわれています。
かぐやさんの雁ヶ音は、宇治の玉露の若茎だけを使っているそうです。
お茶の名前にもなっている弓張月は半月の別名で、弓のような形をしてることからそう呼ばれています。
玉露の茎とはいうものの、玉露とは違って気張らずにちょっと高めのお湯でさっと淹れます
。
はじめはあおあおとした緑色。爽やかと甘みが同居するさっぱりとした味わいです。
二煎目からは少しずつ黄色みを帯びてきます。あと味に、ほのかな旨味も感じるようになってきます。
弓張月は、半月。
輝く部分と陰の部分と。満ちていく上弦と欠けていく下弦と。
気分次第ではすっきりと、またまったりと。いろいろな味を楽しめるお茶でした。
千夜人個人の評価：☆☆☆
（その日の気分でいろいろな味に感じる不思議なお茶でした。それとも淹れ方に問題が
？
玉露も煎茶も好きなので、両方一度に楽しめる感じです）
七夕っぽく（←どこが？）わらびもちもいただきました。ん～美味し
。
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