痒い?
こんばんは 千夜人です。
ときおり雲間から陽が射すと、とても暖かく感じます。そんな時間ができるだけ長いといいのですけれど。
流れ星をたくさん見るためには、空の暗い場所へ行くのがオススメです。
街明かりがあると明るい流れ星しか見えませんけれど、空が暗いと暗い流れ星も見えるので、
見える流れ星の数がぐっと増えます。
そのような場所ではもちろん、普段見えない等級の大きな(暗い)星まで見えてきます。
夏、ペルセウス座流星群を見に山へいったりすると、それはそれはたくさんの星に囲まれてしまいます。
ペルセウス座とカシオペア座の間に、なにやらもじゃもじゃしたものがあることに気がつきます。
二重星団と呼ばれる星の集まりです。
それぞれ300個ほどの星の集団が、とても近くに寄り添って見えます。実際の空間でも近いらしいですよ。
昔からとても目立っていたようで、星としての符号が振られてしまったらしく、それぞれhとχと名前がついています。
エイチとエックス、ではなくて、エイチとカイ(ギリシャ文字)と読みます。
肉眼で見ても気になる存在ですけれど、双眼鏡や低倍率の望遠鏡で見るとさらにきれいです。
王子さまが振り上げた剣先の煌きのようです。
でも、ペルセウス座流星群の思い出といえば、虫除けをものともしない蚋(ブユ)に噛まれ、
脚が血だらけ痣だらけになったことでしょうか。
痒みと痛みと発熱で、ずっと氷で冷やしていたのを思い出します。
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