森八大名閣 十五夜
こんばんは 千夜人です。
台風12号が温帯低気圧に変わったと一息ついたばかりなのに、台風13号が発生したとの報せが。
今年は1号の発生が遅かったので、台風が少ない年なのかと思っていたのですけれど。
予想に反して、次から次へと。
コース取りも、何かがおかしいです。
カレンダーの方は、1日がちょうど新月でしたので、旧暦はまるまるひと月遅れで動いています。
お月見の月なので、店頭には月にちなんだものがいろいろと並んでいます。
今日はお茶菓子に、御菓子司森八大名閣さんの上用饅頭詰め合わせ「十五夜」を買ってきました。
森八大名閣さんは、昭和8年創業の和菓子屋さんです。
昭和21年、疎開のために東京から福井へと移ってこられたそうです。
梅を羽二重餅で包んだお菓子や、最近では夏季限定トマトのゼリーが代表的な商品です。
うさぎが遊ぶかわいらしい箱には、味わい深い文字の帯が掛けられています。
社長自らの揮毫でしょうか。
月に跳ねるうさぎのイラストやぽってりとした筆文字が、のどかな雰囲気を醸しています。
中身は、3種類5個の上用饅頭の詰合せです。
つぶらな赤い目と焼印の耳。白いうさぎを模した饅頭がふたつ。
風にそよぐススキの焼印を押した秋草の饅頭がふたつ。
黄色の真ん丸お月さまはひとつです。
むっちりとした皮の中は、しっとりとしたこしあんがみっちりと詰まっています。
ぱっと見は小さいのですけれど、盛ってあるというのか背を高くしてあるというのか、
あんこもしっかり詰まっていますので、意外と満足感があります。
家族や友人と、手土産にと、季節感を味わってみてはいかがですか?
(手に取ったときの意外な重量感と、皮のもちもちとした食感で、お腹も充分満たされる感じです。
まだ残暑が厳しいので、爽やかな渋みのある水出し煎茶といただくと良さそうです)
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