手乗り日食
こんばんは 千夜人です。
台風並みの嵐です。事務所も揺れるし、帰宅したら家の雨どいが飛んでいました。
5月21日の金環日食。
観察のご準備はお済みでしょうか。
カメラショップや本屋には、観察グッズがいろいろ揃っています。
中でも、メガネの形をした日食グラスが比較的お手軽かもしれません。
太陽の光は強烈で、有害な波長の光も含まれています。
直接見るのは非常に危険ですし、間違った方法で見ると視力の低下や失明の恐れもあります。
だからといって日食グラスを買わせようとしているのは、お前メーカーの回し者か、と言われそうですが、
楽しいはずの日食で「目玉焼き」なんてことになったら大変です。
要は、太陽を直接見なければ、安くて安全に見られるということです。
ピンホールの原理で、小さな穴から太陽の光を通して何かに投影すると、太陽の形が映し出されます。
木漏れ日の影が日食の形を映し出すことは、けっこう知られているのではないでしょうか。
この方法で、たとえばテレホンカード(死語?)のパンチ穴を通して手のひらに投影すれば、手乗り日食になります。
これだったら出費せずに日食を観ることができます。
もちろん、穴を通して直接太陽を見るのは絶対にしてはいけません。
日食グラスを買うのもよし、ピンホールで映すのもよし、まずはお財布と相談してみましょう。
どちらにせよ、晴れなければ観られませんが。
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