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2013年5月 8日 (水)

出たり籠もったり

こんばんは 千夜人です。
お天気がいいので、両親が立山に遊びに行ってしまいました。相変わらず急ですが、楽しそう・・・。

福井での2日連続の快晴は、380日ぶりだとか。
星空はきれいですが、とても寒いです。
1等星のスピカが目印のおとめ座ですが、こんなに晴れていても女神の姿を描くのはなかなか難しそうです。
モデルとなっているのは、ギリシャ神話の農業の女神デーメーテールとか、その娘のペルセフォネーなどといわれています。
女神デーメーテールには、美しい娘ペルセフォネーがいました。
冥土の神プルトーンは、ペルセフォネーを后にするために連れ去ってしまいます。
娘が行方知れずとなったデーメーテールは、悲しみのあまり岩屋に籠もってしまいました。
農業の女神が籠もってしまったことで、地上の作物は枯れ、種も芽を出さなくなりました。
地上の様子を見かねた大神ゼウスは、プルトーンにペルセフォネーを帰すよう説得します。
娘が戻ると、デーメーテールが岩屋から出てきたので、作物は芽吹き、実りが戻りました。
ところが、ペルセフォネーは冥土でザクロの実を4粒食べていました。
そのことで、ペルセフォネーは1年のうち4ヶ月を冥土で暮らさなければならなくなりました。
娘が冥土へ行っている間、デーメーテールが岩屋に閉じこもってしまうので、地上には冬がくるようになったのだそうです。
最近の低温や天候不順は、女神が岩屋から出たり入ったりしているのでしょうか。
お話を思い浮かべながらおとめ座を見上げると、ちょっとニヤニヤしてしまいそうですsmile

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