考えることは同じ?
こんばんは 千夜人です。
昨日、夏越の大祓に行ってきたのですが・・・右腕の古傷が痛いです。半袖で冷えたかな。
昨日6月30日は、正月から6月までの罪穢れを祓う夏越の大祓でした。
大祓は、神代の昔、いざなぎのみこと(伊耶那岐命・伊弉諾尊)が禊をしたことに始まるそうです。
いざなぎのみことが黄泉の国からおかえりになって、海で穢れを清められたのですが、
黄泉の国でのお話と、おとめ座やこと座にまつわるギリシャ神話とが似ているんですよ。
イザナギは妻のイザナミ(伊耶那美命・伊弉冉尊)とたくさんの神を生みました。
火の神を生んだためにイザナミは火傷を負い、病気になって亡くなってしまいます。
イザナギは、黄泉の国へイザナミに会いに行きます。
ところが、イザナミは黄泉の国の食べ物を食べてしまっていました。
帰れるよう黄泉の国の神さまに相談してくるので、その間姿を見てはいけないという約束をしました。
しかし、イザナギは約束を破ってイザナミの遺体を見てしまいます。その姿に驚いたイザナギは逃げ出します。
黄泉の国と地上の間の黄泉比良坂まで逃げたイザナギは、巨大な岩で道に蓋をしてしまいました。
そうしてイザナギとイザナミは別れてしまいました。
冥土のザクロの実を食べたペルセフォネのお話や、
死んだ妻エウリディケを迎えに行くオルフェウスのお話に似ていますよね。
遠く離れた土地で、同じような神さまのお話が伝わっているなんて不思議です。
日本の神話もギリシャ神話も、たくさんの神さまが登場するところが似ています。
場所も時代も違うけれど人間ですもの、考え方が似ていた、のかもしれませんね。
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