どっちが赤い?
こんばんは 千夜人です。
この土日は久しぶりに台風の影響がないようです。高い山では紅葉日和でしょうか。
夕方、天然の日の入りを眺めていました。
昨夜は思いがけず雨に遭ってしまいましたが、その分、今日の夕焼けがきれいだと感じたのは気のせいでしょうか。
昼の青から夜の青へと変わっていく中、ぽつりぽつりと星が姿を現しはじめます。
気持ち、少し日周ダイヤルを進めたいところですが、そんなものがあるはずもなく。
沈み行く夏のさそり座に光るアンタレスと、それより少し離れたところに火星が見えだしました。
火星は赤い色から、ギリシャ神話では戦いの神さまアーレスの星とされています。
アンタレスは赤く輝く1等星で、その名前は火星に対抗するものを意味しています。
それなら、どちらが赤いのか見比べてみますと。
火星の方が若干等級が小さく、惑星なので堂々と輝いていて、
さらにアンタレスよりも東に位置していて空が暗いことも味方をして、赤く見えるように感じました。
アンタレスも頑張っているのですが、ぴかぴか瞬いているのでかえっていろいろな色に見えてしまいます。
火星の方に軍配が上がりそう・・・なのですが。
よくみると、火星の赤はオレンジ色っぽい赤なんですね。
揺らめきの少ない夏の夜空では、アンタレスの方が赤らしい赤に見えたようにも思うのですけれど。
ひと口に赤といってもいろいろな赤がありますし、どちらが赤く見えるかは、その人のお好みになりそうです。
まぁそんなわけで、火星とアンタレスには仲良くしてもらいたいですね。
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