Astrantia★アストランティア

こんばんは　千夜人です。

宝石時計のお店から案内状が届いていました。宛先名は・・・そうだよねぇ、仕方ないよねぇ。

ちびた鉛筆の形、細長い五角形に並んだケフェウス座の星々。

五角形から少し離れたちょうどお尻の消しゴム部分のあたりに、μ星が位置しています。

μ星は、２年くらいかけて３等星から５等星まで明るさを変える変光星です。

明るさでは目立たない星ですが、双眼鏡や低倍率の望遠鏡でこの星を見ると、とても赤く見えます。

天王星を発見したことで知られるハーシェルは、この星があまりにも赤い色をしていたので、

ガーネットスターと名付けたそうです。

ガーネットというのは、柘榴石とも呼ばれる１月の誕生石にもなっている赤い宝石です。

赤く見えるのは、星の表面温度が２０００度くらいとかなり低いためで、

しかも、膨張して太陽の１５００倍の大きさがあるそうです。

１５００倍って・・・木星軌道くらい