敵ではなかった
こんばんは 千夜人です。
高気圧が日本上空に居座ったおかげで、日曜日のおひさまが撮れました。でも、北海道では真夏日だったそうです。
昼間は良く晴れて、おひさまが燦燦と輝いていました。
風が強かったものの、汗ばむような陽気でした。
夜になっても晴天は続いていて、満月が煌々と輝いています。
その近くで、月明かりをものともせずに光っている星があります。
今日、衝を迎えた火星です。
衝というのは、地球より外側の軌道を回る惑星が、地球から見て太陽の反対側の位置になることです。
太陽の反対側なので、日が沈むころに昇ってきて、真夜中に南中し、日が昇るころに沈んでいきます。
つまり今は、火星が一晩中観測できるベストシーズンなのです。
同じく太陽の反対側になる満月が近くにあるのですが、火星の方はお構い無しという感じです。
さそり座の1等星アンタレスは、火星の敵という言葉が名前の由来の星です。
アンタレスも近くにあるのですけれど、すっかり月明かりにかき消されてしまっています。
今年は火星の勝利です。
そんな火星を撮ってみました。
自分で覗いたときは模様もうっすらと見えていました。
こんなに大きく見える火星は久しぶりです。
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