しましまとまんまる
こんばんは 千夜人です。
おひさまが見えました。月曜なのでお夕飯当番ではない日。というわけで、思い切って出かけましたが・・・雨が降ってきました。
何度も通った道ですけれど、崖っぷちエリアはやはり心臓に悪いです。
何とか無事に、福井県年縞博物館へ行って帰ってきました。
7万年分のシマシマはもちろんのこと、期間限定で展示されています世界でもっとも丸い球「シリコン単結晶球体」のレプリカを観てきました。
ただのつるんつるんの球にしか見えないのですけれど、その精度たるや、凹凸は最大でも50ナノメートルだそう。
ナノメートル=10億分の1メートル=100万分の1ミリメートル・・・あぁもうついていけません。
お隣は、キログラム原器のレプリカです。質量の世界基準の新旧(のレプリカ)が並んでいます。
シマシマも、1枚1枚数えて、何万何千何百何十何年前まで判る基準になっています。
このような精密、精細なものを観ていますと、光年が大雑把に感じられるような←あくまでも個人的感想です。
光年も厳密には細かいところまで決められている距離の単位なのに、測る対象が遠すぎてイマイチ実感できないからかも。
福井県年縞博物館!フットワーク軽いですね! 年縞サンドイッチは召し上がられましたか?😄
年縞の標本はセーレンプラネットにも一部飾ってありますが、あれを見た限りでは、シマシマの層の境界が明確でないところも多く、ただ根気さえあれば良いというものでも無さそう。
以前読んだ中川先生の『時を刻む湖』では、研究者が2グループに分かれ、それぞれ別の手法で分析・カウントして最後に両者を突合、最終的にデータ化するのに2年かかった・みたいな事が書かれてた記憶が。
ともかく大変そうな研究です。
投稿: ☆☆shino | 2019年7月18日 (木) 10:52
☆☆shinoさん こんばんは。
縞サンド、いただきました。
櫓を模したストローで掘削も体験? できました。
ちょうど団体さんが入ってきたので、一緒に展示の説明も聞けました。
ボーリング1本では、パイプの継ぎ目で欠損が起こるため、結局もう2本掘って3本分数えたそうです。
というわけで、展示も3段になっているのですね。
今も、1枚1枚、いろいろな手法で分析を続けているそうですよ。
投稿: 千夜人 | 2019年7月21日 (日) 23:04