ずどーん
こんばんは 千夜人です。
ばっきばきに雷が鳴っていましたけれど、降っているのは雨です。
この時期の雷は、雪おろしなのですけれどね・・・。
日本から見えている部分はほとんどが3等星から4等星なので、あまり知られていないエリダヌス座ですが、
その流れの先には1等星アケルナルが輝いています。
目立たない上に、描かれているのが川、ということで新しい星座かと思われるかもしれませんけれど、
古くから知られている星座で、関連するギリシャ神話も伝わっています。
太陽の神アポロンの息子ファエトンは、父親が太陽神であることを誰にも信じてもらえませんでした。
彼らを見返したかったファエトンは、アポロンから太陽の馬車を借り、天へと駆け出していきました。
ところが、主が違うことに気づいた馬が暴走し、天も地も大火事になってしまいました。
この惨事を見かねた大神ゼウスは、馬車の暴走を止めるために雷撃を放ちました。
雷に打たれたファエトンは、馬車から投げ出され、川へと落ちていきました。
このときファエトンが落ちた川が、エリダヌス川といわれています。
身の丈に合わないことをすると失敗するよ、という教訓でしょうか。
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