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2009年12月 5日 (土)

アルデバラン あとに続くもの

こんばんは 千夜人です。
手だけかと思っていたら、足もなっていました。しもやけcrying。正真正銘の寒がりです。

おうし座の顔の部分を形づくる星の集まりヒヤデス星団。
Vの字形に並ぶ星々の中で、明るく輝いているのが1等星のアルデバランです。
ちょうど牛の目に位置しているので、英語ではブルズアイ(牛の目)とも呼ばれています。
赤い星なので、血走った目で隣のオリオン座を睨んでいるようにも見えます。
アルデバランというのは、あとに続くものという意味なのだそうです。
何のあとに続くのかというと、プレアデス星団(日本名すばる)のことをさしています。
1等星がひとつしかないひっそりとした秋の星座たちのあとに、
冬の星座の先頭をきって昇ってくるプレアデス星団。
明るい星の集団とはいえませんが、
こぢんまりとしてかわいらしい星たちの集まりは、意外と目に付きやすいものですlovely
「星はすばる」と日本でも古くから注目されてきた星たちを、ぜひ見つけてほしいです。

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アルデバラン あとに続くものを参照しているブログ:

コメント

はじめまして
夜10時ごろ東の空に赤い星見つけました。
火星かな?と思いましたが、またたきしていたので恒星かな?
それがアルデバランでしょうか?

プレアデス星団、 視界の淵のほうでボンヤリと輝いている集団が見えるのですが、
凝視しようとしても上手く見えません。乱視のせいなのでしょうか、みんなそうなのかな?

どうもはじめまして。横っちょからレスいたします。

私のお気に入りのフリーのプラネタリウムソフト、Stellariumで確認してみたんですけど、
10時ごろだとプレアデスはほとんど天頂近くですね。
東の空低いところだと、赤い星は火星、ぼんやり見えたのはプレセペなのではないかと・・・。

彗星だとか星雲や星団なんかのぼんやりした天体を肉眼で見るときは、
やっぱり「そらし目」でみるのが一番ですね。じっと見ようとすると見えなくなっちゃいますよ。scissors

はじめまして オレンジモグラさん。千夜人です。
夜10時の東の空の赤い星、気になりますね。
まっすぐ腕を伸ばして握りこぶしをたてた高度くらいなら火星だと思われます。
となると、ぼんやり輝いている集団は、かに座のプレセペ星団(M44)になります。
でも、オレンジモグラさんが見たのが12月5日午後10時ころだと、
すぐ近くで明るいお月さまが輝いているので、プレセペは見えないと思われます。
もしかしたら、赤い星、月よりも高いところに見えていませんでしたか?
とすれば、オリオン座の1等星ベテルギウスの可能性があります。
となると、ぼんやりしたものは、オリオン大星雲(M42)と思われます。
オレンジモグラさんが見えていたのはどっちでしょうか?

こんばんは kumanekoさん。千夜人です。
東の空の赤い星、自分は火星かベテルギウスのどちらかではないかなと思います。
kumanekoさんの言われるとおり、低いところなら火星かもしれません。
ただ、またたきしているそうなので、ベテルギウスの可能性もあるかなぁと。
どっちが見えていたか、自分も気になります。

オリオン座は判りやすい星座なので間違うことは無いです。
M42は口径6センチ望遠鏡でよくのぞいていたので、これも間違えません。
赤い星は高度が低かったので火星かと思います。

天気の良い日に自作の15cm反射望遠鏡で見てみたいのですが、まだメッキしてないし接眼レンズがカビちゃってます。
木星、土星は中途半端な望遠鏡でも観測できたけど、冬の火星はチョッときびしいかと思います。

スバルは天頂付近を眺めていると視界の淵のほうでボンヤリ光っているので見つけやすいですね。
望遠鏡で見るよりガイド鏡で見たほうがよく観測できたように記憶しています。

こんばんは オレンジモグラさん。
どうやら赤い星は火星のようですね。
自作の望遠鏡をお持ちなんですねhappy02
火星は年明け1月28日に地球に最接近(小接近)します。
これからちびりちびりと大きく見えるようになります。
といっても小接近なので、それほど大きくは見えないかも。
でも15cmあれば、模様は見えるはず。
寒いし天気悪いかもしれませんけど、狙ってみてください。
スバルは望遠鏡で見ると暗くなってしまうので、
ガイド鏡や双眼鏡で見るほうがきれいかもしれません。

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