はじまりの名残
こんばんは 千夜人です。
アイソン彗星の雄姿を来年の年賀状にと考えていた方、残念ですがどうやっても無理なようです。
太陽の通り道に位置する星座を、黄道十二星座といいます。
黄道の黄色は太陽を指しています。
太陽が1年かけて1周する通り道に12の星座が並んでいます。
これらの星座は、カレンダーや星占いなどに使われています。
昼と夜の長さが(ほぼ)同じになる春分の日の太陽があるのが春分点。黄道の基準ともなる場所です。
星座の広がりには差がありますし、黄道が通っている長さも異なります。
ひと月の長さがマチマチでは困りますので、黄道を春分点を基準に12等分して12宮としました。
2000年ほど前、春分点はおひつじ座にありました。
おひつじ座が、カレンダーや星占いの出発点になっていたのです。
地球の動きの関係で春分点は少しずつ移動して、現在ではお隣のうお座に移ってしまいました。
春分点の星座は変わってしまいましたが、黄道の第1宮はおひつじ座(白羊宮)のままです。
たとえば現在、春分の日がお誕生日の方は、太陽がうお座にあるときに生まれたけれど、
座標は白羊宮なので、星占いの星座はおひつじ座ということになります。
う~ん、なんのこっちゃ。
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