もうありませんが
こんばんは 千夜人です。
星夜でしたが、おかげで1番の冷え込みに。福井市で初霜を観測したそうです。
太陽は、1年をかけて星空の中を1周しています。
太陽の通り道に位置しているのが、星占いで知られている星座たちです。
星占いの星座で1番目に数えられるのがおひつじ座です。
太陽の通り道と天の赤道が交わり、昼と夜の長さがほぼ同じになるのが春分点です。
2000年ほど前、星空の地図の基準ともなる春分点はおひつじ座にありました。
おひつじ座の目印となるのが、平仮名のへの字をひっくり返したような星並びです。
への字の角の部分に位置するのが3等星のシェラタンです。
しるしとか合図といった意味があるそうです。
春分点があることをアピールする名前なのですが、
現在、地球の動きの関係で春分点はお隣のうお座に移ってしまっています。
名前だけがしぶとく残っています。
そのうち2万4千年もすれば、地球もぐるりと輪を描いて、春分点がおひつじ座に戻ってくる予定です。
それまで星の名前は残っているんでしょうかねぇ。
アイソン彗星にもこのくらいのしぶとさがほしかったですが、あの距離では勇気というより無謀。
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