天の港
こんばんは 千夜人です。
海が荒れると漁に出られないので、カニが高くなります。我が家は全然縁がありませんけれど。
元日、ユエさんと、いつもの時間にいつもの場所へ初詣に行ってきました。
その前にひとりで、新年明けて早々に近所の神社へも、初詣に行っていました。
お参りをして、おみくじを引いたら(これも久々に見た)中吉でした。
そこに書かれていた和歌を詠んだら、何故だか北極星が思い浮かびました。
北極星とは、地球から見て、天の北極にもっとも近いところに位置する星を指します。
現在の北極星は、こぐま座のα星が担っています。
北極星は、地球の自転軸の北の延長線上近くに位置しているので、ほとんど動かないように見え、
ほかの星々は北極星を中心にして、いち日で1回転するように空を廻っていきます。
独楽の軸とかコンパスの針といったほうが、喩えとしては分かりやすいのかもしれませんけれど。
どういうわけか、自分には港のイメージが強いのです。
航海術で北の方角を知るのに使われたという話や、ほとんど動かないからでしょうか。
(実際には、現在、北極星は天の北極から1度ほど離れているので、
腕を伸ばしてかざした指1本分の幅くらいは円を描きます)
初詣の空はあいにくの雪雲で、帰り道はあっという間に白くなっていました。
それでも、心の中には小さな星がひとつ、灯っていたような・・・。
今年1年、忘れずにいたいです。
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