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2020年3月10日 (火)

お好きなほうで

こんばんは 千夜人です。

暖かくてスギ花粉が飛散するのと、寒くてしもやけが痛いのと、どっちがマシ? どっちもどっち。

 

どちらも気にならなくなる5月くらいがちょうどいいです。

昔からあるこいぬ座には、この星座にまつわるギリシャ神話もあります。

人に馴染みの深い動物なので、しかもおおいぬ座もありますし、どれがモデルの犬なのかはっきりしないのですけれど。

本によっては、先月おおいぬ座で紹介したイカリオスがかわいがっていたメーラをこいぬ座のモデルとして紹介しているもののありました。

でも、プラネタリウムでよく使われているのは、猟犬のメランポスではないでしょうか。

メランポスは、狩りの名手アクタイオンが使っている猟犬でした。

ある日、アクタイオンは、メランポスをはじめ50匹の猟犬を連れて鹿狩りに出かけました。

しかしアクタイオンは道に迷い、仲間たちともはぐれてしまいました。

紛れ込んだ谷間で、アクタイオンは泉を見つけました。そこでは、月と狩りの女神アルテミスが、侍女たちと水浴びをしていました。

裸を見られたアルテミスは怒り、話せるものなら裸のアルテミスを見たと言いふらすがいい、

と呪いの言葉とともにひとすくいの水をアクタイオンにかけました。

たちまちアクタイオンの体は、鹿の姿に変身していました。

その後、主人の変わり果てた姿と気づかない猟犬たちに、アクタイオンは噛み殺されてしまいました。

帰ってこない主人を、犬たちはいつまでも待ち続けたそうです。

かわいそうというよりはむしろ、のぞきは犯罪です、というお話?

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