京都宇治式部郷 月まどか・ごぼう
こんばんは 千夜人です。
出勤途中で、あぁ咲き始めたなぁ・・・と思っていましたら。午後、ソメイヨシノの開花が発表されたとのことです。
昨年の3月25日も早かったですけれど、今年はさらに早まりました。
満月の頃に満開を迎えそうです。
月と桜の共演を妄想しながら、真ん丸満月のようなお煎餅を買ってきました。京都宇治式部郷さんの「月まどか ごぼう」です。
大判煎餅月まどかは、源氏物語に描かれた情緒あふれる月のようなまあるい、手のひらサイズのおせんべいのシリーズです。
定番の6種類のお味に加え、季節限定の新作でごぼう味が発売されていました。
袿の文様にありそうな花や小物を散らした外袋が、平安王朝の世界を醸しています。
個包装は、定番と同じく色とりどりの花模様。源氏物語に登場する華やかな人物を表わしています。
中身は、手のひらサイズのおせんべいです。小袋を開けると、ふわっと香ばしいごぼうの香りが漂い出ます。
黒い粒々が、お月さまの模様にも見えるような。
ぱりさくっとした軽い食感で、国内産うるち米だからでしょうか、口どけも軽やかです。
きんぴらごぼうを思わせる甘じょっぱい味付けで、深いごぼうの旨味が広がります。ぴりっとした一味の辛さがアクセント。
お貴族さまとごぼう? となんとなく不思議な組み合わせのような気もしますけれど、
ごぼうは平安時代に薬として伝わったらしいので、高貴なお方もごぼうをご存知だったかもしれませんね。
千夜人個人の評価:☆☆
(ごぼうの風味や一味が利いているので、大人なお味です。
我が家の筋もの←注:食物繊維の意担当ですし、自分はとてもおいしくいただきました。もっとごぼうの味が強くてもいいくらいです)
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