冬の天の川
こんばんは 千夜人です。
体温が低いと抵抗力が落ちるそうです。自分もかなりの冷え性ですが、風邪ひとつひきません。
降り積もった雪から霧が立ち昇っているのでしょうか。
すっきりとしない夜空から、それでも明るい星の光がかろうじて届いています。
冬の星座たちを彩る1等星たちです。
連日乾燥注意報が出ている太平洋側では、華やかな星空が広がっているのでしょうね。
乾燥はお肌に悪いですが、羨ましいです。
オリオン座のリゲル、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオン、
ふたご座のポルックス、ぎょしゃ座のカペラ、おうし座のアルデバラン。
6つの明るい星をつなぐと、夜空に大きな六角形が描けます。
冬のダイヤモンドです。
この六角形の中を、北から南に向かって天の川が流れています。
天の川といえば夏や七夕のイメージですが、ぐるっと天をめぐるように冬空にも流れています。
激しく飛沫をあげて流れ下る夏の天の川とは違い、
冬の天の川は春を待ちながら、氷の下でひっそりとちろちろ流れる小川のようです。
双眼鏡の力を借りると、細やかな氷の粒のような星たちがきらきら光る姿が見えます。
暦の上では春とはいえ、まだまだ寒い日が続きます。
雪止みの空に、きらびやかな冬の星たちを眺めるのも、なかなか風情があっていいものです。
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