漆黒と夜空
こんばんは 千夜人です。
今日で東日本大震災から9年になります。黙祷。
お仕事からの帰り、ふくい工芸舎さんで開かれています「漆黒と夜空」展を観てきました。
ふくい工芸舎さんは、毎月テーマを替えて福井で活躍する作家さんの作品展や販売を行っているギャラリーです。
3月は漆器を紹介していて、今回は漆器と星空のコラボレーション展だそうです。
漆器を文字通り漆黒の夜空に見立て、金の蒔絵で星座を施してありました。
星空の方は、福井市自然史博物館の加藤学芸員が撮影した写真のパネルを展示していました。
黒々としたお椀に、きらっと星座が描かれています。黄道十二星座とオリオン座にカシオペア座。北斗七星もありました。
12星座のは、一生モノのお椀として記念日の贈り物にも良さそうですね。
加藤学芸員からは、星座はどっち向きでもいいとアドバイスされたそうですけれど・・・。
蒔絵師さんのデザインだからしょうがないけど、自分には、あーそんな角度なんだ、というのが正直な感想でした。
見慣れた星座はこの向き、写真に撮るならこの向き、など、人それぞれ理想的な角度ってありますよね。
え? ないですか?
お椀という限られた夜空に描かれた星座と、自分が思っている理想的な角度が、ちょっと違っていました、というハナシ。
でも、漆の黒を夜空に見立てるのって、おしゃれだなぁ。
他にも、カップや星柄のお箸などが並んでいました。注文やお取り置きにも対応していただけるそうです。
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