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2013年1月

2013年1月31日 (木)

浪漫珈琲倶楽部 粋に浪漫珈琲 昴

こんばんは 千夜人です。
今日は車を車検に出しました。必要経費、必要経費・・・。

最近、おうし座ネタが続きましたので、星グルメもおうし座にちなんだものを。
星見の夜の眠気覚ましに、星の見えない夜もゆったりとした気分で、ちょっといいコーヒーはいかがでしょうか。
浪漫珈琲倶楽部さんの「粋に浪漫珈琲 至高のブレンド 昴」を買ってきましたheart04
世界基準をクリアした、グァテマラ、エチオピア、コロンビアのコーヒー豆がブレンドされています。
欠点豆を一粒一粒確認しながら手作業で取り除き、状態のよい豆だけを選別しているそうです。
おいしさを引き出すのが焙煎で、コーヒーマイスターが研究を積み重ねた技術で焙煎しているのだそうです。
そんなこだわりのコーヒーにつけられた名前が昴です。
ハワイのマウナケア山頂に設置されている、世界最高レベルのすばる望遠鏡にあやかったのでしょうか。
すばる望遠鏡があるハワイのコーヒー豆が入っているのかと思ったのですが、そうではないようです。
すばる望遠鏡が見つめる深宇宙をイメージして深煎りかというと、真っ黒ではないようです。
どういう理由かお店のスタッフさんに聞いてみたところ、
コーヒー豆の選別作業をされている方たちが、星のように輝けるよう願いを込めたとのこと。
星の名前としてピンと来たのが昴だったようです。
たくさんの時間と人の手をかけてつくられた、こだわりのコーヒー。
やはり、星を眺めながらじっくりと味わいたいですねwink
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千夜人個人の評価:☆☆☆
(苦味や酸味が気にならない、すっきりとした味わいで飲みやすかったです。
そのまま、真っ黒コーヒー=ブラックがおススメです)

2013年1月30日 (水)

にわとりは気づいてる

こんばんは 千夜人です。
夜、ポストとATMまで歩いていきました。たまたま星が見えていたのですが、やはり冬は華やかですね。

明日の日本列島は高気圧に覆われて、穏やかな天気になるそうですhappy01
自分には、その前の放射冷却が恐ろしいのですけれどdown
いったん暖かくなったら、もうそのままでいてほしいです。
冬将軍リターンは辛いです。
そんな寒さも、そろそろ底打ちでしょうか。
今日は、七十二候のひとつ鶏始乳にわとり はじめて とやにつく)です。
春の気配を感じた鶏が、卵を産むための小屋に入るころだとされています。
確かに、厳しい寒さの中にもほっとできるような晴れ間がのぞくこともあります。
少しずつたまってくるぬくもりを、敏感な鶏たちは気づいているのかもしれません。
でも。
寒がりの自分は油断大敵です(よく油断するのですがsweat02)。
実際、いまも今夜の冷え込みを感じ取って両手両足が紫色です。しかもサイズ変わっていますしbearing
しっかり手湯足湯して、保温してお休みします。
むしろ、温めないと眠れそうにありませんweep
ちなみに、立春から始まる日本の季節は、七十二候も鶏始乳が72番目で最後となります。
こちらでは年始からはじめたので、まだまだ続けますよwink

2013年1月29日 (火)

雌の話もあります

こんばんは 千夜人です。
のぞき衛星が無事に打ち上がりました。あ~あ、打ち上げ見学に行きたいです。

おうし座は牡牛、つまり雄の牛です。
ギリシャ神話には、牛が登場するお話がたくさんあります。
その中でもプラネでは、大神ゼウスが牛に化けてエウロパに近づいたというお話がよく聞かれます。
知らない人の車に乗ってはいけません、という教訓です?。
他には、河の神イナコスの娘イオが変身させられた牛の姿という話があります。
女の子なので、牡牛ではなく牝牛、なのですけれど・・・。
大神ゼウスが(またかっ)イオに恋をし、妻の女神ヘーラの目を盗んで会いに行っていました。
ゼウスはヘーラに気づかれないように(もしくはすでに気づいていたヘーラが)、
イオを牛の姿に変身させました。
牛の姿になったイオは、100の目を持つ怪物アルゴスに見張られたり、しつこい虻につきまとわれたりと、
ずいぶん辛い思いをしました。
イオはその後、ヘーラに許されてもとの姿に戻され、牛の姿は星座になったといわれています。
やはりここでも大神ゼウスが絡んでくるのですね。
ちなみに、イオの名前もゼウスを守護神とする木星の衛星につけられています。

2013年1月28日 (月)

中身がいます

こんばんは 千夜人です。
新聞に大寒禊の記事が出ていました。自分は凍傷になる自信があります(自慢にならない)。

ギリシャ神話には、牛が登場するお話がいくつかあります。
そのため、おうし座のモデルとなっている牛もいろいろです。
中でも、もっとも多く語られているのが、大神ゼウスが変身した白い牛ではないでしょうか。
フェニキア国の王女エウロパが花を摘んでいると、立派な白い牛が近づいてきました。
牛があまりにも人懐こいので、エウロパは何気なく牛の背に乗ってしまいます。
突然牛は走り出し、海を渡り、島にたどりつきます。
そこで牛は大神ゼウスであることを明かし、エウロパを花嫁に迎えました。
ふたりがたどりついた土地は、ヨーロッパと呼ばれるようになりました。
・・・またかいっ。
とツッコミたくなるようなお話でした。
今シーズンは、大神ゼウスを守護神とする惑星の木星もおうし座で輝いています。
ちなみに、エウロパの名前は、木星の周りをまわるガリレオ衛星のひとつにもつけられています。
そんなこんなで、こんな組み合わせでおうし座と木星が見えると、自分はついつい笑ってしまいますcoldsweats01

2013年1月27日 (日)

名前もごちゃごちゃ

こんばんは 千夜人です。
陽射しは暖かいのですが、全然気温が上がりません。そんな寒中、日曜日のおひさまです。
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夜になって、また降りだしましたsnow
太平洋側では晴れているのでしょうか。
おうし座の肩にとまった蛍の群れのような星の集まり。
散開星団M45プレアデス星団。日本ではすばると呼ばれています。
はっと目を引く存在だからでしょうか、すばる以外にもいろいろな呼び名で親しまれていたようです。
肉眼で6個ほどの星が見えるからでしょうか、六星とか六連(むつら)星とか。
羽根つきの板の形に並んでいる様子から、羽子板星。
星がごちゃごちゃと集まっている様子から、ごちゃごちゃぼし、なんてのもあるそうです。
もともと、すばるという言葉も、集まっていることを表す「統べる」からきているそうです。
人気のある星ほどいろいろな呼び名があるみたいですね。

2013年1月26日 (土)

星といったら

こんばんは 千夜人です。
スキー場に降ってほしいくらいの「いい」雪です。自転車が使えないので、がしがし歩きました。

清少納言が書いた「枕草子」のなかで、「星はすばる・・・」と称えられているのが、
おうし座の散開星団M45プレアデス星団です。
おうしの肩の部分に、ごちゃごちゃっとした小さな星のかたまりがあります。
肉眼では5、6個くらいの星の集まりに見えますが、望遠鏡で覗くと数百個もの星の集団です。
写真に撮ると、淡いガスに包まれた青白く美しい星たちの姿があらわになります。
これらの星は、誕生して6000万年ほどたった星といわれています。
太陽は誕生してから50億年ほどといわれていますので、ずいぶんと新しい星たちなのですね。
小さく寄り集まった姿から、平安時代の人たちも愛でていた星です。
現代でも歌になったり望遠鏡の名前に使われたりと、日本人の感性はいまもむかしも変わらないようです。
プレアデス星団は、日本だけでなく、外国でも昔から注目されてきた天体のひとつです。
星団の名前は、ギリシャ神話に登場する姉妹の名前に由来します。
明るい星には、ひとつひとつ姉妹の名前がつけられています。
乱暴者オリオンに追いかけられたという神話があるくらいですから、きっと美人さんだったのでしょうね。
秋の夜更けには東の空に姿を現し、凍てつく冬の夜空でもはっと目を引く星の群れ。
肉眼で見ても、双眼鏡や望遠鏡で見ても楽しめる星団です。ぜひ探してみてくださいね。

2013年1月25日 (金)

早く暖まらないかな

こんばんは 千夜人です。
天神講なので、焼きガレイをいただきました。少しは賢くなれるかな。
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道路の雪もなくなったなぁと喜んでいたら、また真っ白になりましたsnow
冬だから、寒いのも雪が降るのも仕方がありません。
今日は七十二候のひとつ、水沢腹堅さわみず こおりつめる)です。
寒さが厳しく、沢の水が凍り、厚く張りつめるころとされています。
諏訪湖の御神渡りのニュースが伝えられるなど、1年のうちでもっとも寒い時期です。
福井でも、明日の予想最低気温が0℃、最高気温が1℃だそうですdown
せっかく(これでも)落ち着いているしもやけちゃんが、また暴れだしそうです。
地球の地軸が公転面に対して傾いているため、季節によって太陽の角度が変化します。
北半球では、ひと月前12月に冬至を迎え、昼間の長さが短く、太陽の南中高度がもっとも低くなりました。
太陽の出ている時間が短く、地面に対して斜めに射しているために、なかなか暖まりません。
ひと月が過ぎて、太陽が出ている時間も徐々に長くなってきているのですけれど、
冷えてしまった地面や大気がなかなか暖まってくれません。
それでも少しずつ熱がたまり、春はやってきます。
寒がりなので、ほんと、待ち遠しいですbearing

2013年1月24日 (木)

同じ星のその後

こんばんは 千夜人です。
今、ピアノでショパンのワルツ№6を練習しています。指が冷たいのでなかなか速く弾けません。

おうし座の右の角の先に位置するM1かに星雲)。
名前にカニがついていますが、かに座にあるわけではありません。星雲の形がカニに似ているからつけられた愛称です。
M1は、星雲の種類でいうと超新星の残骸になります。
超新星の残骸というのは、とても重たい星が、最期に大爆発を起こして飛び散ったガスのことです。
かに星雲のもととなった星の大爆発は、地球から目撃されていました。
1054年、突然星が現れた様子が、藤原定家の「明月記」や中国の古文書に記録されています。
木星ほどの明るさの星が出現し、しばらくは昼間でも見えていたというのですから、
当時の人はさぞかし驚いたことでしょう。
そのときの爆発で吹き飛ばされたガスは、秒速1000km以上で今でも宇宙空間に広がり続けています。
何年か時間を空けて写真を撮って比べると、形が変わっているかもしれません。
1000年も前には昼間でも見えていた星も今ではすっかり暗くなり、望遠鏡がないと見えなくなってしまいました。
歴史とか、宇宙も変化しているとか、いろいろなことを感じさせてくれる星のひとつです。

2013年1月23日 (水)

カニくっつけています

こんばんは 千夜人です。
わーどうしましょう。ダンナの食べ方が下品なので、一緒に食事したくなくなってきました。

おうし座は古くから伝わる星座だからでしょうか、とても形が整っています。
右目に輝く1等星のアルデバラン
顔はV字型に並んだヒヤデス星団の星々。
そこから、にゅーっと2本の角が伸びています。
左の角はお隣のぎょしゃ座まで、右の角はオリオン座の近くまで伸びています。
立派な角を振りかざし、猟師オリオンに立ち向かう勇壮な姿です。
この右側の角の先辺りに、カニの甲羅の形をした星雲が広がっています。
M(メシエ)ナンバー1番、形から「カニ星雲」の愛称で親しまれている天体です。
名前にカニとついていますけれど、かに座にあるわけではありません。
大きな角の先っちょに、小さなサワガニでもくっつけているみたいです。

2013年1月22日 (火)

くまかうさぎか

こんばんは 千夜人です。
四十九日で好評だったからし麩を一周忌にも作りました。お持ち帰りまでしていただいたので三回忌にも作る予定。

星座を形づくる星とは違い、月や惑星は日ごと位置を変えていきます。
移動していく中で、月と惑星どおし、また星座の明るい星たちと近づいたり離れたり、
ときどき「おおっ」と思えるような光景を見せてくれることがあります。
今夜は、おうし座の1等星アルデバランと、木星、そしてが接近して見えます。
さきほど、雲が開いていたので見上げてみたら、くまかうさぎのキャラクターの顔のような配置で、
3つの天体が輝いているのが見えました。
アルデバランと木星が目で、月が鼻か口のような位置です。
・・・かわいいheart04
自分はデジカメを持っていませんので、携帯カメラで撮ろうとしたのですが、光度差がありすぎて写せませんでした。
月はマイナス11等級、木星はマイナス2等級、アルデバランは1等級です。
地球からの距離が近い順に明るく見えています。
実施には、65光年離れているアルデバランが、この中ではもっとも大きく明るいんですけどねbleah