« 2017年1月 | メイン | 2017年3月 »

2017年2月

2017年2月18日 (土)

一進一退

こんばんは 千夜人です。

いろいろ友チョコあざっす! 大切にいただきます。

2017021823340000

 

三寒四温どころではなく、ほぼ日替わりです。

今日は、二十四節気では雨水、七十二候では土脉潤起つちのしょう うるおいおこる)にあたります。

雪が次第に雨に変わるころとされています。

今日はまだ雨でしたけれど、明日にはまた雪になりそうとのこと。夜になって風も出てきたようです。

また、雨が土にしみこんで、湿り気を含むようになるころともされています。

雨で畑の雪が解けたので、冬野菜の収穫をしたのですけれど・・・。また埋まるのでしょうか。

少しずつ暖かくなってはきているのでしょうけれど、寒の戻りは堪えます。

魚偏に雪と書いて鱈。今夜は鱈のカレー煮であったまりましたdelicious

2017021819070000

2017年2月17日 (金)

桁違い

こんばんは 千夜人です。

今日は北陸でも春一番が吹いて、最高気温がふた桁になったそうです。福井でもそんなに吹きましたか?

 

この季節の気候を表す言葉に三寒四温がありますけれど、四温どころか明日にはもう寒さが戻るそうです。

降っていた雨も、明日は雪に変わってくるのでしょうか。

温度差が大きいのは辛いです。

というわけでしばらく雲に覆われそうなのですが、今日は金星最大光度になるころですshine

昨日一昨日と、日没直後には西空の見上げたところに誰よりも早く光りだしていた金星。

圧倒的な存在感です。

場所さえ分かれば、昼間でも見えるくらいの明るさです。

地球と金星は、それぞれ太陽の周りをまわっている惑星です。

地球から金星を見ますと、お互いの距離の違いや、太陽に照らされて見えている面積の違いで、

明るさが変わって見えます。

距離がもっとも近くなるときは日食状態で光っている部分がほとんど見えませんし、

逆に光っている部分がもっとも大きくなるのは金星が太陽の向こう側にまわりこんだころになります。

というわけで、今の位置関係が金星がもっとも明るく見えるのだそうです。

しばらくあいにくのお天気が続きそうですが、金星も急激に暗くなったりはしません。

少しガマンすれば、またきらっきらな金星が見られるでしょうheart04

でも、寒さが戻るのは辛いですbearing

2017年2月16日 (木)

えっちらおっちら

こんばんは 千夜人です。

昨夜昇ってきたばかりの月は、ちょっとおどろおどろしく見えました。近くには木星とスピカも見えていました。

 

福井からも南の空低くに見えるとも座は、船の船尾部分を描いた星座で、

かつてアルゴ座と呼ばれていた巨大な船の星座の一部分です。

もともとのアルゴ座が大きすぎたので、そのために分割されてしまったものの、

とも座もまだまだかなりの大きさがあります。

アルゴ号の冒険物語によりますと、モデルとなった船も、あまりにも大きすぎたため、

人の力では動かせなかったのだそうです。

・・・手漕ぎなのにsweat02

船といえば、この冬もお風呂でつい居眠りをしてしまいます。

いまのところ溺れてはいませんが、危ないので起きていようと気をつけているのに、

いつのまにか寝てしまっています。

気絶してるのではないかといわれましたshock

本人は、あったかくて気持ちいいんですけどねー。

2017年2月15日 (水)

見えるけど

こんばんは 千夜人です。

この眼の違和感は、疲れがたまっているのか、暖房による乾燥なのか、それとも・・・。

 

今朝まで雪が降っていましたけれど、昼からは青空も広がりだしました。

昨夜のポリマ食は、案の定雪雲に阻まれました。

好転しそうにない空模様と厳しい冷え込みに、さっさと諦めもつきました。

昨夜からさらに月は移動して、今夜は木星やおとめ座の1等星スピカに近づいて見えます。

そろそろ昇ってくるころです。

空は夕方から晴れています。

その分、足元もバリバリです。

現在、手の色は赤やらオレンジやら紫が混じりあっています。

機材を出すほどの根性はないので、窓から頭だけ出して見ようかな。

2017年2月14日 (火)

届いた?

こんばんは 千夜人です。

今日はバレンタインデイです。チョコレートなど、誰かにお渡ししましたか? いただきましたか?

 

星空からもプレゼントheart04

今夜はこれから、おとめ座の3等星ポリマが、月に隠されてまた出てくるという現象が起こります。

ポリマという星は、ひとつに見えますけれど、実はふたつの星がまわりあう二重星です。

ふたつの接近した星が数秒ほどの時間をおいて、月の後ろに次々と隠れ、

1時間半ほどあとにまた月の後ろから次々と出現するという現象です。

すごく面白そうなのですが、こちらは全天雪雲ですsweat02

2017年2月13日 (月)

出られない

こんばんは 千夜人です。

お外が川霧のように真っ白です。うぉー、冷え込んでいます。

 

今日は七十二候の魚上氷うお こおりをいづる)です。

温かくなって氷が割れ、隙間から魚が飛び出してくるころとされています。

こんなときに出てきたら、凍ってまうがな。

割れ目ができているのはむしろ、自分のかかとです。

中身が出ちゃうshock

2017年2月12日 (日)

無理しない

こんばんは 千夜人です。

降ったり止んだり、晴れたり曇ったり。雪かきの合間に撮りました。

2017021210130000  

山陰や嶺南ほどではありませんけれど、取っても取っても積もりますsnow

晴れ間の広がる時間もありましたけれど、今もちらちらと降っています。

きれいに片付けたところがすでに真っ白。まあ当然のことながら、切りはありません。

でもちょっと頑張りすぎたでしょうか、そろそろ疲れがたまってきました←「休」日といえないsweat02

冬の大三角の一角をなす大犬座のシリウスshine

その東側に、ギリシャ神話に登場する巨大な船を描いた星座アルゴ座があります。

東から西へと動いていく星の流れに乗り、西へと針路を向けた船の姿として描かれています。

星座絵は、冒険物語の中のシンプレガデスのワンシーンを描いているようで、

船の後方は、岩に挟まれていたり、壊れていたり、描かれていなかったりします。

その反対側、つまり船の進行方向側は、アルゴ座が大きすぎるという理由で分割されたとき、

船尾を意味するとも座になりました。

昔の船は前後どちらにも進むことができたそうですが、どうして船尾にしたのか不思議でなりません。

ギリシャ神話では船尾側を進行方向にしていて、それに合わせたのでしょうか。

それにしたって、どちらにでも進めるのでしたら、わざわざ船尾にする必要もないと自分は思うのですけど。

国際天文学連合の会議で決まったことなので、なにかそうする理由があったのかも・・・。

納得いかないのは自分だけcoldsweats01

やっぱりお疲れモードかも。けっこうガッツリ夕飯いただきましたけれどsweat01

2017021219150000

2017年2月11日 (土)

前か後ろか

こんばんは 千夜人です。

雪かきはいい運動になりますが、お腹も空きます。

2017021119310000 

ギリシャ神話に登場する巨大な船アルゴ号を夜空に描いたのアルゴ座。

古くから知られていた星座だったのですが、後に大きすぎるという理由で分割されてしまいました。

そのうちのひとつとも座は、船尾部分にあたります。

アルゴ号の冒険物語の中に、黒海の入口にあるシンプレガデスの大岩のエピソードがあります。

シンプレガデスは開いたり閉じたりする岩で、通る船を挟んでしまう海の難所でした。

アルゴ号は、先にハトを飛ばしていったん岩を閉じさせ、また開いた隙を突いて通過する作戦をとりました。

なんとか通り抜けることができたのですが、最後の最後で舳先を挟まれてしまったそうです。

・・・ん? 舳先?

もしやこれは、船尾を描いたとも座にあわせて、船首部分が壊れたことにしたのでは?

アルゴ座を分割するとしても、どうして舳先ではなく船尾を残したのだろうと不思議に思っていました。

実は、昔の船は前後ろ関係なく、どちらにも進めたのだそうです。

なるほどー。

2017年2月10日 (金)

そんなこんなで

こんばんは 千夜人です。

順調に溜まっています、雪。帰りに寄りたいところがあったのですけれど、スルー。

 

少しの間でも停めていると、すぐに積もってしまいそうだったのでrvcar

このまま夜の間ずっと降り続けると、明日はもっと身動き取れなくなりそうです。

分割されたアルゴ座の一部とも座は、福井からも見ることができます。

でも、南の空低くにしか昇らないので、歴史のある星座の割には知名度も低いです。

星座を形づくる星は、見た目の明るい順にギリシャ文字を当てはめられています。

1番目に明るい星がα星、2番目はβ星、以降γ星、δ星・・・と続きます。

アルゴ座が分割されたとき、明るい星の順番は、再編されずにアルゴ座のときのまま引き継がれました。

そのために、とも座のもっとも明るい星はζ星で、α星やβ星はありません。

ζ星は2等星で、福井での南中高度は15度くらいです。低いとはいえ、見えないことはありません。

今日のように雪雲に阻まれることも多いので、あまり注目されることもなさそうです。

2017年2月 9日 (木)

反対側には

こんばんは 千夜人です。

手足が冷たいのは血管の老化が原因だと情報番組でいっていました。自分は生まれつき老化・・・。

 

ある意味、当たり前のことなのですけれど。

ん? やっぱりちょっと違うかな。

ギリシャ神話に登場する巨大な船がモデルとなったアルゴ座は、

18世紀頃、大きすぎるという理由で4つの星座に分割されてしまいました。

それぞれに船の部分をあらわす名前がつけられたのですけれど、どういう基準で分けられたのでしょうか。

きっちり4等分、というわけでもなさそうですし。

その部分にまつわる神話があるかというと、そうでもなさそうですし。

とも座は、船の後方、船尾部分を形づくっています。

案の定、船尾にまつわるエピソードはないのですけれど、反対側の船首部分にはお話があるのです。

黒海の入口にあるシンプレガーデスの大岩は、通り抜けようとする船を挟んで砕いてしまう人喰い岩でした。

旅の途中で出会った預言者から、この難所の通り抜け方を教えられていた一行は、

まず、1羽のハトを岩に向かって放ちました。

ハトが岩の間を通り抜けようとしたとき、岩がハトを挟もうと動きました。

岩が閉じる直前、ギリギリのところでハトは通り抜けました。

岩が開きはじめたとき、アルゴ号は全速力で岩の間に突っ込みました(しかもなぜかバックで)。

岩は慌ててまた閉じようとしましたが、その間にアルゴ号は通過します。

しかし、通り抜ける瞬間、舳先は岩に挟まれ、とられてしまいました。

それで、アルゴ座には船首部分が描かれていないのだそうです。

いや、だから、なぜ←いろいろとcoldsweats01