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2009年12月

2009年12月10日 (木)

ガリレオ バター味

こんばんは 千夜人です。
昼ごろ外に出たら、青空に羽のような雲が浮かんでいてとてもきれいでした。

ガリレオ・ガリレイが望遠鏡で宇宙を観測して今年で400年。
この節目の年を、世界中の人が夜空を見上げて自分なりの発見をしてもらうことを目的に、
世界天文年と定められました。
というわけで、ガリレオという名前のお菓子があると知ったとき・・・、
世界天文年にあやかったネーミングだとか、協賛をしていてロゴが印刷されているとか、
ガリレオっぽいキャラクターが描かれているとか、いろいろな想像をしていましたconfident
ところがです。
スーパーで試食を勧めてくれたおねいさんが差し出したのは、ぎゃふんなパッケージでした。
どうみてもあのガリレオには見えない、濃ゆくていかついおっさんがニヤリsmileとしています。
おぉぉぉ~これはちょっと引きますよcoldsweats01。でも、試食ではおっ、と思ったので購入しました。
明治製菓さんの「ガリレオ バター味」。
おっさんの名前はコーン・ガリレオ。やはりガリレオ・ガリレイとは別人でした。
パッケージに苦笑するも、中身はなかなかいけます。
味は濃いめコーンバター。色もコーンポタージュのような濃いめの黄色。
これだけ濃いもの揃いだと、コーン・ガリレオの顔が濃ゆいのもなんとなく納得。
かなり硬めの食感で、歯ごたえのあるものが好きな自分の好みにも合っていました。
某じゃがりこと某とんがりコーンのいいトコ取りをした感じのお菓子です。
細長い筒状で、自分だったらガリレオの望遠鏡のイメージですとか売り文句にしたところ。
せっかくのネーミングがもったいないと思うのですが、ここはあえて意外性を出したのか?
しかしながらコーンスナックでこの食感、食べて新しい発見をしたような気がしました。
Image028
千夜人個人の評価:☆☆
(パッケージが残念ですがcoldsweats01、食感がいいですgood
 若干自分には味が濃厚すぎるかも)

2009年12月 9日 (水)

野口さん宇宙長期滞在へ

こんばんは 千夜人です。
足湯しているにも関わらず、しもやけ拡大中。お湯がぬるいのでしょうかcrying

宇宙航空研究開発機構(JAXA)によりますと、宇宙飛行士野口聡一さんが12月21日、
バイコヌールからソユーズで国際宇宙ステーションに向かうことが決定したそうです。
野口さんは来年5月まで宇宙に滞在するそうですsign01
6ヶ月も宇宙にいるとどうなってしまうのでしょうね。
重力がかからないから、筋力が衰えたり、骨粗しょう症になるような話はよく聞きます。
ISSの広さはサッカー場くらいと例えられますが、とはいえ隔離された密閉空間です。
なにかあっても逃げられる場所はなく・・・sad
細かく指示された膨大なミッションに加え、自らも人体実験されていて。
そんなことを考え始めてしまうと、羨ましいんだか他人事で良かったんだか、
頭の中がごちゃごちゃした渦巻き状態ですtyphoon
遊びでちょっと行くだけじゃないんですよね。お仕事なんですよね。
日本人代表、否、人類代表?として、野口さんにはミッションを成功させてもらいたいし、
なにより無事に、行って帰ってきてほしいです。

2009年12月 8日 (火)

気になる来週のお天気 ふたご座流星群間近

こんばんは 千夜人です。
今日も青空。そして白山まっしろぉsign03

そろそろ来週のお天気が気になり始めました。
12月14日はふたご座流星群の極大予想日ですhappy01
ふたご座流星群は三大流星群のひとつで、毎年安定して出現しています。
冬に冬の星座を見ることになるので、一晩中見られるお得感があります。
(11月に春の星座を待つしし座流星群、5月に秋の星座を待つみずがめ座流星群などは、
超夜更かしや超早起きを強いられるのです)
しかも今年は、新月直前なので月明かりも気になりません。
ただ、今年のピークは14日の午後2時頃。真昼間じゃん・・・coldsweats01
13日から15日にかけて観察するのがおすすめです。
6等星が見えるプラネタリウム級の星空なら、1時間に50個以上見える予想もあります。
星座の星が結べるくらいの空なら1時間に20個くらいはいけるでしょうか。
なにはともあれ、お天気次第なんですけどね。
国立天文台では、「ふたご座流星群を眺めよう」キャンペーンを開催しています。
詳しい情報が出ていますので、興味がある方はそちらを参考にしてくださいeye

2009年12月 7日 (月)

7人姉妹の名前

こんばんは 千夜人です。
今日は二十四節気のひとつ大雪です。まだ雪は降っていないけど寒いです。
しもやけの指が腫れてきました。痛い・・・weep

おうし座のプレアデス星団。
青白く潤んだような星たちが寄り添う、美しい星の集まりです。
いくつの星が見えるでしょうか。5つとも6つとも、7つ、8つ、それ以上見える人もいます。
プレアデスの名前は、ギリシャ神話の7人姉妹の名前からとられています。
寄り集まった星のひとつひとつに、それぞれ姉妹の名前がつけられています。
(2つはお父さんアトラスとお母さんプレイオネですが・・・)
1番明るいのがアルキオーネ、次がエレクトラ、続いてマイア、メローペ、タイゲタ、ケレーノ、
そしてアステローペ(2つくっついているのでⅠとⅡ)。
誰に自慢できるものでもありませんが、丸暗記したことがありますcoldsweats01
人物の名前だからでしょうか、覚えると親しみがもてるような気がします。
神話では、乱暴者の狩人オリオンに追われた7人姉妹が鳩に姿を変え、
天へ昇って星になったのだとか。
そういえば、いまでもプレアデス星団を追いかけるようにオリオン座が昇ってきます。
神話が先か星座が先か。うまいことできているなぁと感心します。

2009年12月 6日 (日)

ごちゃごちゃぼし

こんばんは 千夜人です。
ひと雨ごとに寒くなりますね。ご自愛くださいませ。

おうし座の肩にとまる小鳥のような星の集まりプレアデス星団
このかわいらしい星の集団は、昔から人々の目にとまったようで、
世界各地でいろいろな名前で呼ばれているようです。
日本だけでもすばると呼ばれるほかに、

統(す)まる、六連星(むつらぼし)、ごちゃごちゃぼしなど、

見た目から連想される名前がつけられていたようです。

望遠鏡で見ると、青いガスに包まれた星たちが寄り添っている姿が美しい星団ですが、

いくらなんでもごちゃごちゃぼしと呼ばれるのはかわいそうな気がします。

ところで、プレアデス星団の星ですが、あなたの目ではいくつの星に見えますか?

5つだったり6つだったりという答えが多いようですが、

もちろん、視力や空の状態でも見える数は違ってきます。

いくつ星が見えるか、試してみてくださいね。

ちなみに自分は8つ見えたことがあります。最近は無理ですが・・・coldsweats01

2009年12月 5日 (土)

アルデバラン あとに続くもの

こんばんは 千夜人です。
手だけかと思っていたら、足もなっていました。しもやけcrying。正真正銘の寒がりです。

おうし座の顔の部分を形づくる星の集まりヒヤデス星団。
Vの字形に並ぶ星々の中で、明るく輝いているのが1等星のアルデバランです。
ちょうど牛の目に位置しているので、英語ではブルズアイ(牛の目)とも呼ばれています。
赤い星なので、血走った目で隣のオリオン座を睨んでいるようにも見えます。
アルデバランというのは、あとに続くものという意味なのだそうです。
何のあとに続くのかというと、プレアデス星団(日本名すばる)のことをさしています。
1等星がひとつしかないひっそりとした秋の星座たちのあとに、
冬の星座の先頭をきって昇ってくるプレアデス星団。
明るい星の集団とはいえませんが、
こぢんまりとしてかわいらしい星たちの集まりは、意外と目に付きやすいものですlovely
「星はすばる」と日本でも古くから注目されてきた星たちを、ぜひ見つけてほしいです。

2009年12月 4日 (金)

雨降りヒヤデス

こんばんは 千夜人です。
ここのところの冷え込みで、とうとうこの冬はじめてのしもやけになってしまいましたweep

あめふりぼしとも呼ばれるヒヤデス星団ですが、
なんと、西洋でも「雨降りヒヤデス」と呼ばれるそうです。
そもそも、ヒヤデスには「雨を降らせる女」という意味があるそうです。
朝、ヒヤデス星団が太陽と同時に昇ってくると雨季になるからそう名付けられたとか。
昔の人は、季節を感じ、天空のカレンダーを読みながら生活していたのでしょう。
もしかすると、高性能な望遠鏡や探査機が開発されている現代より、
カレンダーもない時代のほうが、星や宇宙がもっと身近だったのかもしれませんthink

ここでプラネタリウムでたまに聞かれる親父ギャグをひとつ。
冷(ひや)です……あ、はははぁ~shock

2009年12月 3日 (木)

あめふりぼし

こんばんは 千夜人です。
昨夜、寝るときはまんまるお月さまfullmoonが輝いていたのに、朝には雨rainになっていました。
冷え込みは厳しくありませんでしたが、日中も気温が上がらず寒かったです。

そういえば、昨夜のお月さま、おうし座あたりを通過中でした。
なるほど、昔の人の言い伝えもあながち間違いでもないようですthink
おうし座の牛の顔を形づくるV字型の星並びがあります。
ヒヤデス星団という名前の星の集まりなのですが、
昔の中国の星座では「(ひつ)」と呼ばれています。
この「畢」、日本語読みではあめふりぼしと呼ばれています。
中国の古い書物「詩経」のなかに、
月 畢にかかりて滂沱(ぼうだ)たらしむ
という言葉があります。月が畢にかかると雨が降る、という意味になるそうです。
昨日の宵はあんなに晴れて月が眩しいくらいだったのに、
ヒヤデス星団のところで輝いていたから寝ている間に雨になってしまったのでしょうか。
ほかにも「11/3文化の日は晴れる日が多い」ことから晴れの特異日といわれるように、
月がヒヤデス星団にかかる日は雨の特異日なのかもしれません。
現代の天気予報は観測や統計、計算に基づいて予報を出しているのでしょうけれど、
こういう言い伝えも昔の人の経験から出てきた言葉だから、けっこう当たったりするんですね。
昔の人って偉いなぁと思います。

2009年12月 2日 (水)

流行してほしかった言葉

こんばんは 千夜人です。
冴えた月明かりが眩しい夜fullmoon。今夜も冷え込みそうです。

2009年の流行語大賞の年間大賞に「政権交代」が選ばれたそうです。
そのほかトップテンには「こども店長」や「事業仕分け」などが挙げられていました。
「政権交代」って流行語になるんだと、いくらか違和感のようなものを感じましたが、
思い返してみれば近ごろはこの言葉を聞かない日はないくらいです。
いいのか悪いのか自分には(幸か不幸か)まだ判りませんが、
世の中変わろうとしてもがいている様を表していると感じられました。
個人的には「世界天文年」がもっと浸透してほしかったなぁと思いますweep
候補語にもノミネートされていないところをみると、
もっともっとPRしないといけなかったのかなと、いち星好きとして反省しきりdespair
世界天文年は残り1ヶ月を切ってしまいましたが、
それまで、否それからも、宇宙や星の世界に触れ合っていきたいと思いますhappy01

2009年12月 1日 (火)

宇宙からクリスマスメールを送ろう

こんばんは 千夜人です。
今日も青空ぽかぽか陽気sun。寒がりさんにはありがたいです。

宇宙航空研究開発機構JAXAのサイトで、こんなキャンペーンのページを見つけました。
「きずな」を経由して宇宙からクリスマスメールを送ろう!
登録をしておくと、超高速インターネット衛星「きずな」から、
クリスマスにメールが配信されるというものですxmas
最近、メッセージキャンペーンや衛星の名前募集など、広報に力入っています。
でも、日本の宇宙開発っていま何やってるんだろうって知らないことも多いから、
こういった活動で興味をもってもらうのもひとつの方法なのでしょう。
クリスマスメールの宛先の登録は12月18日(金)17:00まで。
誰に送ろうっかなぁwink