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2021年7月

2021年7月31日 (土)

びしばし

こんばんは 千夜人です。

少しぼーっとなりながらも、お仕事してきました。感染予防対策と水分補給は忘れずに。

 

南の方角に、ちょっとヤバそうな雲の塊が見えたのですけれど、何kmくらい離れているのかな。こちらにくるのかな。

先日のあんな雨、真っ平ご免だわーthunderthunderrain

東京2020オリンピックは、9日目。

連日暑い・・・否、熱い戦いが繰り広げられています。

お空では、みずがめ座δ南流星群と同じような時期に、やぎ座α流星群極大を迎えると予想されています。

それぞれ流れ星が飛び出して見える放射点も近いですし、射ち合って見えるくらいたくさんの流れ星が見えたらおもしろいのですけれどねー。

実際は、個別ではどちらの流星群に属するのか判らなくて、写真判定が必要なくらい一緒くたに飛びます。

これはむしろ、融合とか共生・・・?

流れ星の素となるチリの発生源が異なるため、ひとまとめにすることはできないのでしょうけれど。

なんか、今っぽい。

んー、さすがの寒がりも暑さに頭やられたかしら?sweat01

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2021年7月30日 (金)

ちょっとブラック

こんばんは 千夜人です。

今週末は、おうちでしずかーに応援を。でも明日はお仕事です。え? 明後日も? それはちょっと・・・。

 

7月は明日で終わりますけれど、みずがめ座δ南流星群極大を迎えるころだそうですheart04

こちらを皮切りに、夏の流星群がつぎつぎと活動をはじめます。

期待大なのは、お盆の頃に活発になるペルセウス座流星群でしょうか。

みずがめ座δ南流星群は、みずがめ座の方角から流れ星が飛び出すように見えます。

みずがめの水をぶちまけたくらい、たくさん流れ星が見えたらいいのになー。

美少年ガニメーデスは、大神ゼウスにさらわれて、神さまの宴でお酌をさせられているとのことらしいのですけれど。

今シーズン、大神ゼウスの星、木星がみずがめ座のところで光っているのです。

うわーbomb

2021年7月29日 (木)

どきどきどき

こんばんは 千夜人です。

地震かと思って飛び起きたら・・・雷でした。あーびっくりしたー。とりあえず、PCの電源コードを抜きました。

 

そして、福井豪雨を思い出させるひっで雨! みなさまのところは無事でしたでしょうか・・・。

さそり座の心臓に輝く赤い1等星アンタレスは、年老いた星だと考えられています。

晩年を迎えた星は不安定になっていて、星そのものが膨らんだり縮んだりして明るさが変わって見えます。

アンタレスも、肉眼では気がつかない程度の変光をしているのだそうです。

肉眼でも判る変化が見られる変光星のひとつが、くじら座の心臓に位置するο星ミラです。

こちらは、10ヶ月ほどをかけて2等星から10等星まで大幅に明るさが変わる星で、今回は8月に明るくなると予想されていました。

予想よりも少し早いのですけれど、すでに明るくなっているというニュースがありました。

さそりの心臓とくじらの心臓。

偶然なのか、緻密な観察によるものなのか。

想像力をかきたてられるといいますか、神秘的な位置関係ですねheart04

2021年7月28日 (水)

水晶と炎

こんばんは 千夜人です。

今日は夏の土用の丑の日です。ころなニモ夏ノ暑サニモマケヌ丈夫ナカラダヲモチ・・・。

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宮沢賢治さんは、作詞作曲した「星めぐりの歌」の中で、

さそり座の1等星アンタレスをあかいめだまのさそりと表現しました。

長編童話「銀河鉄道の夜」でも、さそり座を描いたシーンが登場します。

主人公ジョバンニと友だちのカムパネルラが銀河鉄道の旅をしていますと、

途中でタイタニック号で遭難したらしい男の子と女の子が汽車に乗ってきます。

男の子が双子のお星さまのお宮を見つけますが、これはλ星シャウラとυ星レサトのことではないかという説があるそうですshine

次に汽車は、蠍の火の対岸を通りかかります。これはアンタレスのことだと思われます。

このほかにも、実際の星空にあるいろいろな星座や星が描かれています。

星空を眺めながら、銀河鉄道の旅をたどってみるのもおもしろいですねwink

2021年7月27日 (火)

あわない

こんばんは 千夜人です。

ごーやーちゃんぷるーともずく酢。いっしょに食べると、どういうわけかひっで苦くなります。え? 自分だけですか?

 

古代中国では、さそり座のアンタレスと両脇の星をあわせた三ツ星をと呼んでいたそうです。

また、オリオン座の三ツ星を参と呼んでいたそうです。

これらふたつの三ツ星は、星空のほぼ反対に位置していて、同時に見ることができません。

漢詩にも、人生相見ざることややもすれば参と商の如し、と詠まれ、なかなか会うことができないたとえに使われるそうです。

2021年7月26日 (月)

ぎり

こんばんは 千夜人です。

お外でお弁当食べながら「昨日(34℃)よりマシかなぁ」。33℃でした。

 

熱中症、食中毒、もちろん新型コロナにもご注意下さいdanger

夏の代表的な星座のひとつさそり座は、古くから存在が知られているのですが、

ギリシャ神話に登場するサソリが星座になったというお話もあります。

猟師のオリオンは、天下に自分よりも強いものはいないと自慢していました。

それを聞いた大地の女神ガイアは怒り、オリオンを懲らしめるために小さな毒虫を差し向けました。

何も知らないオリオンが森を歩いていると、ちくりと何かが足を刺しました。

さすがのオリオンもサソリの毒が全身にまわり、あっけなく死んでしまいました。

サソリは功績を認められ、星座になったのだそうです。

オリオンも星座になりましたが、サソリを怖がって、さそり座が西の空に沈んでから東の空に昇ってくるのだそうです。

さそり座とオリオン座が、空の反対側に分かれていることから生まれたお話のようです。

昔の人の観察力と想像力ってすごいですねー。

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2021年7月25日 (日)

えいや

こんばんは 千夜人です。

今日は日曜日。相変わらずしずかーに応援しながら、合間におひさまを撮りました。薄い黒点が出ていました。

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日本では、南の空低く見えるさそり座のS字カーブは、魚釣りの釣針に見立てられていたそうです。

日本と同じように海に囲まれたニュージーランドでも、さそり座の星並びを釣針の形に見ていたそうです。

マオリ族の神話では、マウイの釣針と呼ばれているそうです。

マウイは、魔法使いのおばあさんにとても親切にしましたので、骨の釣針をもらいました。

マウイは兄たちと釣りに出かけましたが、兄は餌を分けてくれません。

そこでマウイは、自分の鼻を殴って鼻血を出し、餌の代わりに釣針に塗って海へ投げ込みました。

すると、何かが釣針にかかりました。それは大きな島で、ひどく暴れまわりました。

マウイは網で島を縛り上げ、やっとのことで島をおとなしくさせました。

釣針は、島を釣り上げたときの勢いで天まで飛んでいき、星になったそうです。

南半球では、さそり座は天頂付近を通りますので、こんな壮大なお話が生まれたのかもしれません。

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2021年7月24日 (土)

西口プラネ 流星群

こんばんは 千夜人です。

今日も、テレビでしずかーに応援中。日本の、世界のアスリートのみなさん、がんばってー。

 

新型コロナの影響によるいろいろな「異例」のエピソードが紹介されますと、もうどっちも応援したくなってしまう浮気モノですcoldsweats01

ですが。

応援すらほっぽって、福井市自然史博物館分館のドームシアターへ行ったりしますsweat01

スタッフさんによる45分間生解説の番組、星空の時間今夜の星空さんぽ」を観てきました。

前半は今の季節晴れていたら見ることができる明るい星や星座を探します。

後半は今回の担当井上さんのおススメ、流星群についてのお話の、2本立てです。

毎年8月12日から13日にかけて見られるペルセウス座流星群の観測ポイントや、

どうして毎年同じ時期に流れ星がたくさん流れるのか、についてのお話でした。

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2021年7月23日 (金)

開幕

こんばんは 千夜人です。

東京2020オリンピック大会が始まりました。開会式も、おうちのテレビでしずかーに観ていました。

 

もっと「なにもない」開会式になるのかなと予想していたのですけれど、思っていた以上にいろいろありました。

ピクトグラムは、家族全員ウケていましたhappy01

今日はお仕事が入らなかったので、福井市自然史博物館分館で始まりました特別展しかく錯覚ふしぎ展」を観てきましたheart04

先端数理工学者の杉原厚吉教授が監修する錯覚や錯視の作品を展示しています。

同じ大きさの四角がふたつ並んでいるのに、向きを変えるだけで大きさが違って見えたり。

絵をじーっと見えていると、びくびくと動いて見えたり。

すっかり目が騙されてしまいました。

あまり長いこと集中して見ていると、ふらふらしてきますdanger

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2021年7月22日 (木)

海の日に

こんばんは 千夜人です。

海の日に、海には行かずにお仕事です。帰宅後は、おうちでしずかーにサッカーの応援。

 

南の空に輝く赤い星を中心に、Sの字を描く星並びはさそり座です。

古代メソポタミアの時代から、サソリの姿に見られてきました。

海に囲まれた日本では、魚釣りの釣り針の形に見立てられ、魚釣り星とか鯛釣り星などと呼ばれていたそうです。

日本からですと、南の空低いところに見えるS字の星並びが、ちょうど海へ投げ込まれた釣り針の形にそっくりです。

また、サソリの頭部の縦に並んだ星が釣竿に、カーブした星並びが釣り糸に、毒針の部分が釣り針にも見えます。

国や時代が違っても、Sの字の星並びを同じまとまりとして見ているのですけれど、

環境や文化の違いで、別のものの形として見ているのですね。

自分も、魚釣りの道具としてみるほうが、なんとなく判りやすい、かなー。