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2015年1月

2015年1月21日 (水)

ホネがない

こんばんは 千夜人です。

骨密度検査の結果が届きました。牛乳は毎日飲んでいるのですが、運動が足りないようです。

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北の方角を知る目印になる北極星。

海に囲まれた日本では、船乗りさんにとっても大切な星のひとつだったようです。

江戸時代、徳蔵という親方がいたそうです。

徳蔵さんの奥さんは、夫の無事を祈りながら夜遅くまで機織りをしていたそうです。

北の窓からは北極星が見えていました。

すると、動かないはずの北極星が、窓の格子に隠れることがありました。

奥さんは、眠くならないようタライに張った水に浸かりながら一晩中北極星を観察し、北極星が動くことを確かめました。

北極星が動くことを知った徳蔵さんは、さらに精確に船を操り、商売が繁盛したのだそうです。

北のひとつぼしは一寸三分動く、という言い方で、北極星が動くことを表しているところもあるそうです。

福井にも北前船の寄港地があるので、言い伝えが残っているかもしれませんねheart04

でも、一晩中水に浸かってるって・・・自分には絶対に無理ですbearing

2015年1月20日 (火)

今年も

こんばんは 千夜人です。

おばばさまの命日なので、思い出の品を作りました。

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晴れ女の威力はまだ効力が残っているのでしょうかconfident

今日は、二十四節気では大寒、七十二候では款冬華ふきのはな さく)にあたります。

寒さがさらに厳しくなり、1年のうちでもっとも寒い時期とされています。

とはいうものの実際は、いったん冬空が開けて陽射しが降り注ぐのもつかの間、

節分頃にまた寒さと雪がやってくることの方が多いような気がします。

そんな寒さの小休止は、フキノトウがそっと顔を出す頃でもありますheart04

堤防ではそろそろ出てきているのでしょうか。山ではもっともっと後ですけれど。

スーパーではパック入りが出ていましたcoldsweats01

せっかく晴れてくれたので、気合入れてC/2014Q2ラヴジョイ彗星でも探してみますか。

2015年1月19日 (月)

みっつ?

こんばんは 千夜人です。

お年玉年賀葉書の当選番号が発表されました。ということで、今年の年賀状はこんな感じでした。

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北の空のど真ん中。

厳しい北風にも揺らぐことなき北極星。

・・・といいたいところですが。

天の北極からは少しずれていて、しかも地球の地軸の首振り運動によっていずれは交代することになります。

そのうえ、詳しく調べると、ふたつの小さな星が北極星の周りをまわっている3重星なのだそうです。

明るさの差がありすぎるらしく、残念ながら自分は分かれて見えたことはありませんcoldsweats01

3重星ということは、重心も不安定でぐらんぐらんしているイメージがあるのですけれど・・・。

揺るぎない象徴の北極星ですけれど、意外と悩みも多そうですね。

そう思うと、孤高の北極星にもなんとなく親しみを感じます。

2015年1月18日 (日)

似てるけど

こんばんは 千夜人です。

珍しく晴れました。おひさまも撮れましたし、お布団も干しました。

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太陽系の中心の星だからかもしれませんけれど。

星の比較をするときの基準には、よく太陽が使われます。

太陽の何倍の大きさがあるとか、太陽(系)からどれだけ離れているか、といったようにです。

北極星は、太陽と似た黄色っぽい星だといわれています。

星の色は表面温度によって違うので、色が似ているということは、表面温度が似ていることになります。

太陽の表面温度はおよそ6000度、北極星はおよそ7000度と見積もられています。

北極星は地球から見ると2等星で、周りに明るい星がない分、まあまあ目立っています。

それは、北極星が光の速さで430年ほどかかる距離にあるからで、

同じ距離に太陽と北極星を並べたら、北極星の方がとんでもなく明るいのだそうです。

もしも、北極星の距離に太陽があったら、太陽は10等星くらいにしか見えないといわれています。

冬の南天を華やかに彩る1等星たちと比べると、地味だなぁと感じてしまう北極星ですが・・・侮りがたし。

2015年1月17日 (土)

サッポロビール サッポロ生ビール黒ラベル

こんばんは 千夜人です。

阪神淡路大震災から今日で20年です。20年・・・長いような短いような。

 

20年前の早朝。自分は、福井の自宅で震度4の揺れに遭遇しました。

それまで経験した地震の中で、もっとも大きな揺れでした。

初期微動を感じるか感じないかくらいにふと目が覚めて、しばらく続いた大きな横揺れに、

「京都? 大阪? 大きいよ」などと布団の中で不安に思っていたのを覚えています。

地球の営みのひとつとはいえ、被害の大きさに胸が痛みます。

実は、成人式が終わってすぐの地震だったのです←歳がバレるsweat02

あのころ考えていた将来像とは、ずいぶんとかけ離れてしまいましたけれど。

あーもー、なにやってるんだ自分。早く定職に就かないと・・・。

成人式つながり、というわけではないのですけれど。

サッポロビールさんのサッポロ生ビール黒ラベルbeerのご紹介sweat01

サッポロビールさんのルーツは、明治9年に北海道で始まった開拓使麦酒酒醸所でのビールづくりだそうです。

当時のラベルに使用されていたのが、開拓史のシンボル北極星

サッポロビールの顔である黒ラベルに、北極星のマークが引き継がれているのだそうです。

2015011722540000 千夜人個人の評価:(酒類なので判定不能)

(困ったことにお酒の味が判りません。

とりあえず、苦いです。そして体が冷えます←冬だから当たり前)

2015年1月16日 (金)

ね!

こんばんは 千夜人です。

昼間には青空も広がっていたのですけれど、やっぱり今夜も雲が邪魔です。

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北の空の真ん中で光っている北極星shine

2等星なのですが、周りを見渡しても近くに明るい星がないため、等級の数字以上に存在感があります。

紛らわしいのは、同じこぐま座にある同じような明るさのβ星コカブくらいでしょうか。

日本は島国で船乗りさんが多かったからでしょうか、

北極星は方角を知るための星のひとつとして、昔から注目されてきました。

方角や時間を干支で表すことが多いのですが、北の方角を表すのが「子」であることから、

北極星は子の星と呼ばれていました。

江戸時代には、北極星が真北から少しずれていることが知られていて、

それにまつわる昔話が各地に伝わっていたりします。

江戸時代の北極星の位置は天の北極から2~3度離れていたようで、

現代よりも日周運動で描く円は若干大きかったようです。

今よりも大きかったとはいえ、広い空では小さな円です。

ほんの少しのズレですが、長い航海では船の進路に影響が出てくるということなのでしょう。

そんな小さなズレに気づいた昔の人の観察力は、ほんと、すごいですね。

2015年1月15日 (木)

本物に会えないので

こんばんは 千夜人です。

雪ではありませんが、冷たい雨が降っています。もちろん星は見えません。

 

電熱線入りのキーボードpcや鍵盤notesが欲しくなるこの時期。

どなたか作っていただけませんかぁ・・・sweat02

いくつになっても冷え性は冷え性。

しもやけは大人になったら治るよって・・・少しは改善しているかもしれませんが、ならないことはないですね。

さて今日は、七十二候の雉始雊きじ はじめてなく)です。

繁殖期を迎えた雄のキジが、雌を呼んで甲高く鳴き始めるころとされています。

寒く空気の張り詰めた冬の朝、どこからともなくキジの声が聞こえていたのも、今は昔。

以前は庭にも出没していたのですけれど、住宅が増えてからはすっかり見かけなくなりました。

いまやってくるのは、ヒヨドリにムクドリ、シジュウカラにモズ、昨日はウグイスらしい姿もありました。

携帯カメラでは望遠も利かないので、とりあえずこれを・・・sweat02

2015011415250000 二十四節気の小寒をみっつに区切ったみっつめの期間です。

大寒は目前。

カレンダーを見ただけで震えがきます。

2015年1月14日 (水)

明日はぁ

こんばんは 千夜人です。

1月15日は小正月、ハッピーマンデー制度導入以前は成人の日。

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昨夜は夜更けに晴れてきたようです。

でも、長続きせずに雲が広がってしまいました。この季節は仕方ありませんね。

さて、明日は水星東方最大離角を迎えますshine

地球から見て、水星が太陽の東側にもっとも離れて見える日で、日の入り直後の西の空に見えます。

離れるといっても、太陽系でもっとも太陽に近い軌道をまわっている水星です。

まだ明るさの残る空で探すことになります。

でも今回は、すぐそばにとても明るい金星が輝いていますので、金星を目印にして探してみましょうflair

すぐ右側に水星が見える・・・はずcoldsweats01

空気も澄んでいる時期なので、西の空が開けていれば見つかりそうなものですけれど、

こちらはまずお天気のほうがダメそうです。・・・残念。

2015年1月13日 (火)

先代?

こんばんは 千夜人です。

夕方の西の空。水星と金星が接近して観えるはずなのですが・・・北陸はなかなか晴れてくれませんね。

 

現代の北極星は、こぐま座α星ですshine

同じこぐま座の中に、北極星と同じくらいの明るさで光る星があります。

こぐま座β星です。

コカブという名前で、アラビア語で星を表す言葉から名付けられているそうです。

北極星というのはいわば役職名で、地球の地軸の北の延長線上に近い星がその役を担います。

地球の地軸は首振り運動をしているので、地軸が指し示す天の北極も時代によって移動し、

それに伴い北極星も替わります。

今から3000年ほど前、北極星はコカブが務めていました。

(現代の北極星ほど、天の北極には近づかなかったようですが・・・)

星を意味する名前は、そんな時代に名付けられたからかもしれません。

ときどき、北極星を観ているつもりで、時間が経つにつれてどんどん動いていくなぁと思っていたら、

実はコカブだったなんてこともありますsweat02

お互いに、そっちじゃなーい、なんて思われていたりしてcoldsweats01

ちなみにこれは、カブ違い。蕪蒸しですdelicious

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2015年1月12日 (月)

スズナ?

こんばんは 千夜人です。

日曜日からいち日遅れ、成人の日のおひさまです。今年は2週続けて月曜日撮影です。

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北天の中心。日周運動の要。

冬の北風にも揺らがず輝く北極星shine

・・・そのイメージどおりだと良かったのですけれどcoldsweats01

北極星というのはいわば役職名で、地球の地軸の北側の延長線上の近くに位置し、目印になる星を指します。

しかも、基準となる地球の地軸は、1周2万6000年ほどをかけて首振り運動をしています。

地軸の延長線上ぴったりに星がないときもあれば、時代によって星が替わることもあるのです。

現在の北極星は、こぐま座α星です。

天の北極からは1度ほど離れているので、小さいながらも日周運動で円を描きます。

北極星を眺めていて、いやいやかなり大きく動いているぞ、と感じた方。

それは、こぐま座β星コカブを見ているのかもしれません。

あぁ、福井のお雑煮に入っていたり、春の七草ですずなすずしろのすずなの方・・・って、それは蕪bomb

北極星もコカブも、どちらも良く似た明るさの2等星ですwink